ユーロ圏、コロナ対応で一致して協調行動を ECB当局者ら訴え

[フランクフルト 20日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)の当局者らは20日、ユーロ圏が新型コロナウイルスへの対応で一致して協調行動を取ることが重要という認識を示した。

理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は記者会見で「ユーロ圏は重大な岐路に立っており、各国政府が財政面で一致して協調行動を取ることが重要だ」と表明。「危機を無駄にするな」とした上で、欧州共通の「安全資産」を通じた資金調達を提案した。

同じく理事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は、新型コロナがスペインばかりではなく世界的にも深刻な経済不況をもたらすとし、域内の国々に金融支援基金である欧州安定メカニズム(ESM)や欧州投資銀行(EIB)などを活用した共通の財政政策対応に踏み切るよう要求。「より大胆な協調行動を巡って、もはや考えている暇はなく、実行することが必要だ」と訴えた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国製の電子たばこが、個人情報の流出や麻薬マネーの温床になっている可能性。米議員が「国家安全の問題」として政府に警告した
カンボジア国境の巨大詐欺拠点に「偽の警察署」。日本人の個人情報まで散乱。詐欺が工場のように運営していた現場が露出。
トランプ大統領は国家安全保障上の懸念を理由に挙げ、1月に行っていた警告を実行に移す形でイランとビジネスをする国に対しての関税徴収を命じた
トランプ政権によるインドへの報復関税撤廃と、エネルギー・農産物を含む5千億ドルの巨額貿易合意。インドによるロシア産原油の購入停止を条件に、両国の経済・安全保障上の連携強化が鮮明となった
米国務次官は、中国が2020年に秘密裏に核爆発実験を行ったと非難した。新戦略兵器削減条約(新START)の失効を受け、米国はロシアの違反や中国の軍拡を指摘し、新たな軍備管理枠組みの構築を提唱している