ブラジル、新型コロナ拡大の恐れ 南半球に冬到来で=専門家

[リオデジャネイロ/ブラジリア 20日 ロイター] – 中南米で新型コロナウイルス流行が最も深刻なブラジルで、冬の到来が近づく中、感染拡大が悪化する可能性があると、同国の医療専門家がロイターに対し明らかにした。

気候が新型コロナの動向に左右するかどうかは現時点で不明だが、風邪やインフルエンザなど呼吸器系の感染症は冬に流行する傾向があり、ブラジルやオーストラリアなど、これから秋、冬を迎える南半球諸国で感染拡大の加速が懸念されている。

ブラジルの2010年国勢調査によると、冷え込みが最も厳しくなる同国最南端リオグランデドスル州では新型コロナ感染症が重症化するリスクが高いとされる60歳以上が人口の20%を占めている。

ブラジルでは19日までに621人の新型コロナ感染が確認されており、中南米で最多となっている。

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