米3州が新たに外出禁止令、全米の感染者3万3000人超える

[ニューヨーク 22日 ロイター] – 新型コロナウイルスの感染が拡大する米国で22日、オハイオ、ルイジアナ、デラウェアの3州が住民に外出禁止令を出した。これまで同様の措置を打ち出した他の州を含めると全米人口の3分の1近く、1億0100万人が外出禁止の対象となった。

ロイターの集計によると、全米の新型コロナ感染者数は3万3000人を突破し、400人以上が死亡した。これまでニューヨーク、カリフォルニア、イリノイ、コネチカット、ニュージャージーが外出禁止令を出している。

オハイオ州のデワイン知事は「新型コロナとの戦いで非常に重要な時期にあり、いま何を行うかで今後、非常に大きな違いが出る」と強調。外出禁止令によって感染拡大のペースを鈍らせ、既存の医療体制で感染者の治療を行う時間を確保すると説明した。

オハイオの感染者は351人、死者は3人で、ルイジアナは感染者837人、死者20人。ルイジアナのエドワーズ知事によると、感染者数は1週間前の10倍に増えた。

オハイオの外出禁止令は23日深夜12時に発効し、4月6日まで維持される。ルイジアナは米中部時間23日午後5時(日本時間24日午前5時)から4月12日まで。デラウェアの外出禁止令は24日午前8時に発効する。

このほか、ケンタッキー州は、生活に不可欠な業種を除いて全事業所に23日午後8時まで閉鎖するよう命じた。ただ、外出禁止令の発動は見送った。

ケンタッキー選出のポール上院議員(共和党)は同日、新型コロナ検査で陽性反応が確認されたと明らかにした。上院で初の感染者となった。下院では少なくとも2人の感染が確認されている。

デブラジオ・ニューヨーク市長はCNNに対し、新型コロナ感染拡大は「世界大恐慌以降で最大の国内的危機になる」と予想。医療機関のパンク状態を避けるため、米軍兵士の動員が必要だと訴えた。

「向こう10日に人工呼吸器の追加調達ができなければ、本来は死ぬはずのない人まで死ぬことになる」と警告した。

ニューヨーク州のクオモ知事は各州が競って医療資源を調達する状況を回避するため、連邦政府に対し、一元的に医療機器の調達を行うように要請した。

国内の医療機関はさらなる感染者の受け入れに備え、医療従事者用の保護具(PPE)と人工呼吸器の確保に急いでいる。

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