加首相、自宅待機を再喚起 オンタリオ州は非必須事業の営業停止

[オタワ/トロント 23日 ロイター] – カナダのトルドー首相は23日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた国民の自宅待機を巡る提言が守られていないとして不満をあらわにし、順守されなければ規則を強化すると再び注意を喚起した。

カナダ公共放送(CBC)によると、これまでに国内で確認された感染者は2000人を突破。死者は累計24人となっている。

カナダ連邦・州政府が国民に自宅にとどまるよう注意を呼び掛けたにもかかわらず、トルドー首相はあまりにも多くの人が無視しているとし、「いい加減にすべきだ。自宅に戻りとどまってもらいたい。われわれはこうした措置が守られることを確実にするために、リスクについて人々を教育、もしくは必要であれば規則を厳重にする」とくぎを刺した。

国内で最大の人口を抱えるオンタリオ州はこの日、24日から非必須事業の営業を2週間停止する方針を発表。食料品店や薬局など必須とされる店舗の営業は継続される。フォード州首相もトルドー首相の不満に賛同し、春休みからの帰国者が14日間の自主隔離を遵守していないことは容認できないと批判した。

連邦・州政府当局者は22日、自主隔離の提言や多人数の集会回避を順守しなければ、罰金刑もしくは逮捕すると警告した。

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