G20、新型コロナで貧困国に協調支援を 国連総長が書簡

[ワシントン 24日 ロイター] – 国連のグテレス事務総長は、20カ国・地域(G20)に対し、新型コロナウイルスの感染拡大が「終末的な大惨事」に発展しないよう、貧困国に対する大規模な協調支援を実施するよう呼び掛けた。

グテレス事務総長は23日付の書簡でG20各国に対し、貧困国支援に向けた「数兆ドル規模の」協調的な支援策のほか、関税措置などの導入の禁止、制裁措置の解除などを呼び掛けた。

その上で、国際通貨基金(IMF)が提供を用意している資源は十分でなく、増強が必要と指摘。「途上国が新型ウイルスを巡る危機を乗り越えるために平等な機会が得られるよう、状況を整備し、必要な資源を提供する必要がある。こうしたコミットメントが守られなければ、新型ウイルスの感染拡大はわれわれ全員が影響を受ける終末的な大惨事に発展する」と警告した。

グテレス事務総長は前日、新型ウイルスと戦う貧困国の支援に20億ドル必要と表明し、パンデミック(世界的な大流行)による社会・経済的な影響に対処するには大規模かつ協調的な対策が必要になるとの見解を示していた。

関連記事
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。