【紀元曙光】2020年4月24日

イザナギ、イザナミの二神によって国産みがなされ、日本の国土が生まれた。
▼次に二神は、この国の森羅万象となる神々を生み出していったが、火の神であるカグツチを生んだとき、イザナミは会陰に大火傷を負って死んでしまう。カグツチは、怒ったイザナギに剣で殺されるが、その散った血が、さらに別の神々となる。
▼黄泉の国で、腐乱した姿をイザナギに見られたイザナミは怒り狂い、「おまえの国の人間を1日に千人殺す」という。イザナギは「それなら私は1日に千五百の子を生む」と応えた。そのためかどうかはともかく、日本は衰亡せずに、今日まで続く繁栄を見ることができた。
▼日本神話を書くのが本稿の趣旨ではない。人間の出産のことではないという前提で、以下、大紀元の認識を読者諸氏にお伝えしておく。自身を生んだ親を焼死させた火神カグツチのように、とんでもない鬼子が中国に生まれてしまった。それが今、世界を震撼させている「中共ウイルス」である。
中国共産党が何と言おうが、病毒の発生源は中国武漢である。そこに実在する武漢ウイルス研究所との関連性は、誰も否定できない。なぜこんな施設があるのかと、それが自国にない日本人からすれば理解に苦しむであろう。ただ、生物化学兵器の秘密開発という共産党中国の本質を知れば、あるのが当然になる。
▼ただし中共ウイルスは、彼らの計画上の成果ではない。それは人智を超えた邪神の産物である。ゆえに凶暴で、中共さえも手がつけられないのだ。では有効な「薬」は何か。中共から離脱し、中共を譴責する側に立つことである。