ハンガリーとセルビアの首都結ぶ高速鉄道建設、中国が融資へ

[ブダペスト 24日 ロイター] – ハンガリーと中国は、ハンガリーの首都ブダペストとセルビアの首都ベオグラードを結ぶ高速鉄道の建設資金の85%前後を中国が融資することで合意した。残りの15%はハンガリーが拠出する。バルガ財務相が24日、発表した。

バルガ財務相は自身のフェイスブックに投稿したビデオで、中国の融資は固定金利で、早期返済のオプションがあると説明したが、具体的な融資条件は明らかにしなかった。

融資条件で最も重要なのは金利水準だが、ハンガリーでは今月に入り、総額21億ドル規模とみられる鉄道建設事業を巡る契約に含まれるすべてのデータを10年間機密扱いとする法案が策定された。

バルガ財務相は「融資契約はハンガリーにとって有利で安心できるものだ」とし、融資条件は「現在利用可能な資金調達手段と比べて好ましい」と述べた。

高速鉄道の完成は2025年の予定で、中国の製品がギリシャから西欧諸国に運ばれることになり、ハンガリーは欧州の物流ネットワークの中心になると語った。

中国、セルビアとハンガリーの3カ国は2014年に総延長370キロに及ぶ高速鉄道建設計画について覚書に署名したが、計画の実現は大幅に遅れている。

関連記事
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。