オランダは台湾事務所を改称 中国側は「報復」医療資源の輸出停止やボイコットよびかけ
オランダの台湾公館に相当する事務所は最近、名称を変更した。中国官製メディアによると、中国当局は報復的な措置として、オランダへの医療製品の輸出停止や両国事業の停止を検討、オンラインでのオランダ製品のボイコットを呼び掛けたと伝えた。オランダ側の事務所の改称に関する動画は削除され、中国当局の圧力があったとみられる。
4月28日、オランダは台湾の公務を行う「オランダ貿易・投資弁事処」を、「オランダ在台弁事処」に名称を変更した。同所代表ガイ・ウィティッチ(Guy Wittich)氏は改称についての動画を公開し、台湾と新たな分野での関係性が貿易と投資に収まらず、協力範囲は拡大しているため、名称を適正なものにしたと説明している。
台湾外交部(外務省)の呉釗燮部長は、オランダの決定を歓迎し、台湾とオランダの関係の前進の一歩であると述べた。
関連記事
オランダのアムステルダム自由大学(VU)は、中国西南政法大学からVUの異文化人権センター(CCHRC)への資金提供を今後受け取らない方針を決定した。
新しい変異ウイルスであるオミクロン株が出現し、世界に衝撃を与えました。オミクロン株は、デルタ株よりも感染力が格段に強いとも言われています。新たな変異株が急速に拡大することで、ワクチンの抑止力に影響を及ぼす可能性があります
オランダのフラールディングという町で、52日間も空き家に閉じ込められていた子猫が奇跡的に生き延びました。
防衛省・自衛隊は、日本近海を含むインド太平洋地域において8月から9月にかけて、多国籍からなる英空母クイーン・エリザベス打撃群とともに演習を継続して行っている。日本は、ルールに基づく海洋安全保障の価値を共有する国々とともに「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現し、拡張主義を取る中国を牽制する。こうしたなか、中国軍もまた渤海や海南島で軍事訓練を展開している。
英空母クイーン・エリザベス打撃群は、米海軍、オランダ海軍、日本の海上自衛隊と沖縄の南部で、8月24日に合同演習を行なった。中国軍が拡張するなか、国際連携の力を誇示した。いっぽう、24日から25日にかけて、中国軍機が東シナ海と宮古海峡を飛行させ、多国間訓練に反応を示した。