レムデシビル、医療機関への公平な供給に向け米医師らが情報要請

[7日 ロイター] – 米国感染症学会(IDSA)は、新型コロナウイルスの治療薬として使用が認められたギリアド・サイエンシズ<GILD.O>の「レムデシビル」について、連邦政府が国内の医療機関にどのように供給するかについて、より詳しい情報の提供を求めている。

米食品医薬品局(FDA)は1日、「レムデシビル」の緊急使用を認可した。

連邦政府は今週、医療機関へのレムデシビル供給を開始した。一方、ISDAのトップ、トーマス・ファイル氏は7日、ロイターの取材に対して、ニューヨークやボストンなど感染状況が深刻な地域の医療機関を中心にレムデシビルを要請したが受け入れられなかったケースがあったとし、医師の間で懸念が高まっていると説明した。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ第二次政権発足後、米国は対台湾武器売却第2弾を発表し、総額は過去最高の111億540万ドル(約1兆6657億円)に達した。中国共産党の軍事的圧力が高まる中、米台の防衛協力と信頼関係の強化が改めて示された。
日本政府観光局(JNTO)が発表した最新データによると、2025年の観光シーズンにおいて、日本を訪れる観光客数 […]
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]