米NY州、介護施設での新型コロナウイルス対策を強化

[10日 ロイター] – 米ニューヨーク州は10日、高齢者施設などでの新型コロナウイルス対策強化を発表した。

クオモ知事によると、介護施設の職員全員に週2回の新型コロナ検査を義務付けたほか、病院に対して新型コロナ患者は検査で陰性となるまで施設に引き渡すことを禁止する。

クオモ知事は、州内にには充分な病床があるとし、介護施設が快復途上の患者に適切な処置を提供できない場合は、州で引き受けると指摘。施設での院内感染予防が必要との認識を示した。

ニューヨーク州は全米で最も感染被害が深刻だが、死者や入院患者は減少傾向にある。保健当局のデータによると、州内の介護施設で3月1日以降、新型コロナ感染または感染の疑いで5400人が死亡している。これは州内の死者数の20%に相当する。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
中国で保守国家秘密法改正案が5月1日から施行される。台湾で中国本土・香港及びマカオに関する業務を担当する大陸委員会(陸委会)は、中国渡航の必要性について慎重に考えるよう呼びかけている。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。