一帯一路関係国、中国の融資が重し コロナ禍でさらに財政苦
中共ウイルスの世界的な大流行による経済危機は、発展途上国の債務負担を懸念する声が高まっている。米国ワシントン拠点のシンクタンク「グローバル開発センター」は、中国の商業融資が発展途上国の債務リスクをさらに高めていると指摘した。
同センターの最新調査によると、中国の開発途上国向け商業融資は世界銀行の融資よりも返済期間や猶予期間が短いうえ、金利は高いことがわかった。
同センターのシニアフェローで報告書の共著者でもあるスコット・モリス氏は、「新型コロナウイルス(中共ウイルス)の流行が世界経済を直撃するなか、開発途上国の債務の持続可能性はさらに大きな懸念材料となっている」と指摘した。
関連記事
アフリカのベナン共和国に、数百年の歴史を持つ水上都市ガンビエがあり、イタリアのベニスのように、観光客に有名な観光スポットになっています。ガンビエは、首都コトヌーから車で1時間ほどのノコウエ湖の上にあります。
中国の王毅・国務委員兼外相は18日、第8回中国・アフリカ協力フォーラム閣僚会議に北京からオンライン形式で出席し […]
アフリカで影響力を拡大している中国は6月初め、タンザニアで開設した政治塾でアフリカ6カ国の若い政治家に対し研修 […]
中国政府が主導する広域経済圏構想「一帯一路」の参加国であるザンビアの債務危機を巡り、中国側がこのほど、国際通貨 […]
英国の非政府組織(NGO)、環境正義財団(EJF)の最新調査レポートは、違法漁業を繰り返す中国漁船が、西アフリ […]