韓国でコロナ感染急増、ソフトバンク出資ECの流通施設で感染例

[ソウル 27日 ロイター] – 韓国疾病予防管理局(KCDC)は、26日深夜時点で40人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者数としては49日間で最大。大手電子商取引(EC)会社の流通施設関連で複数の感染者が確認されており、全体の新規感染者数を押し上げた。

韓国の新型コロナの累計感染者数は1万1265人となった。前日の新規感染者数は19人だった。

KCDCによると、ソウルの西に位置する富川市にある、ソフトバンクが出資する電子商取引会社クーパン社が運営する流通センターに関連して、これまでに少なくとも36人の感染が確認されている。この36人のうち、何人が過去24時間に新たに確認されたのかは不明だ。

同施設ではおよそ3600人が検査を受けている。クーパン社によると、施設は25日に閉鎖し、当局が推奨する最も強力な消毒措置を開始したという。

同施設に関連した感染者は23日に最初に確認された。今月発生したソウルのナイトクラブでの感染例に関連があるとみられている。

関連記事
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。
中国共産党(中共)がロシアに供給する半導体などのハイテク製品のサプライチェーンにおいて、香港が重要なリンクになっていることを示す証拠は大量にある。2022年2月24日、ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始して以来、香港で「ロシア」を社名に含む新規登録企業が急増した。
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。