トランプ氏「ソーシャルメディア閉鎖も」、ツイッター警告に反発

[ワシントン 27日 ロイター] – トランプ米大統領は27日、ソーシャルメディア企業を規制もしくは閉鎖するとけん制した。短文投稿サイト運営の米ツイッター<TWTR.N>が前日、トランプ氏のツイートに初めて、読者にファクトチェック(真偽確認)を促す警告マークを表示したことが背景とみられる。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で、明確な証拠を示すことなく、ソーシャルメディア企業の政治的偏向を改めて批判。「共和党はソーシャルメディアプラットフォームが保守派の見解を全面的に封じ込めていると感じている。こうした状況が起こらぬよう、われわれはこれら企業を厳しく規制もしくは閉鎖する」とし、「今すぐ行いを改めるべきだ!」と述べた。

さらに、ツイッターに対しては「大規模な措置」が伴うとも警告。ツイッターの株価は約5%下落した。

トランプ大統領は前日、郵送投票について「実質的に不正」で「不正選挙」につながるとツイート。郵送投票を採用する州が複数ある中でカリフォルニア州知事だけを取り上げ、攻撃していた。その後、このツイートには青い「!」マークとともに郵送投票に関する真偽確認を促すメッセージが表示された。

*内容を追加しました。

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