インド首相、トランプ氏からG7サミットへの招待受ける=外務省

[ニューデリー 2日 ロイター] – インド外務省は2日、モディ首相がトランプ米大統領から次回米国で開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)への招待を受けたと発表した。

同省の声明によると、モディ首相はトランプ氏との電話会談で、次回のG7サミットを確実に成功させるため、米国や他国と取り組むことをうれしく思うと伝えたという。

トランプ大統領は5月30日、6月末の開催を目指していたG7サミットを9月以降に延期する方針を明らかにすると同時に、参加国を拡大し、オーストラリア、ロシア、韓国、インドを招待する考えを表明していた。

インド外務省によると、両首脳はCOVID─19(新型コロナウイルス感染症)を巡る両国の状況や、中印の国境での対立、世界保健機関(WHO)の改革の必要性について意見を交わした。

米ホワイトハウスも声明で、トランプ大統領とモディ首相がG7会合や新型コロナ感染症のパンデミック(世界的大流行)、地域の安全保障問題について議論したと発表した。

ホワイトハウスによると、トランプ氏はまた、インドに寄付する人工呼吸器100台の第1弾を来週出荷するとモディ氏に伝えた。

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