アングル:トランプ氏の駐独米軍削減方針、一部高官にも予想外の動き

[ワシントン 8日 ロイター] – トランプ米大統領によるドイツ駐留米軍削減の決定は国家安全保障担当の複数の高官にとって予想外の動きだった。事情に詳しい5人の関係筋が明らかにした。国防総省にはまだ駐独米軍削減の正式な命令は出ていないことも明らかになった。

複数の米政府当局者が5日、明らかにしたところによると、トランプ大統領はドイツに駐留している米軍3万4500人のうち約9500人の削減を決めた。[nL4N2DI3PM]

この当局者は、削減は米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長がこれまで検討してきたことで、トランプ氏による主要7カ国首脳会議(G7サミット)の6月開催計画を頓挫させたメルケル独首相との緊張の高まりには全く関係ないと説明。

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