アフリカで新型コロナ感染加速、検査キット供給が課題=WHO

[ジュネーブ 11日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)アフリカ地域事務局のマシディソ・モエティ事務局長は11日、アフリカで都市部から周辺地域に新型コロナウイルスの感染が拡大していると警告し、検査キットの供給が主要な課題となっていると述べた。

アフリカ大陸の新型ウイルス感染者は20万7600人、感染による死者は5000人。モエティ氏によると75%が10カ国に集中しており、中でも南アフリカで感染拡大が最も深刻になっている。

モエティ氏は「アフリカ大陸の感染は全世界の3%未満だが、感染拡大が加速しているのは明らかだ」と述べた。

ただ、多くのアフリカ諸国の人口が比較的若いことに加え、エボラ出血熱の感染拡大抑制策が実施されているため、新型ウイルス感染拡大はこれまでのところ限定されているとの見方も示した。

関連記事
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。
中国共産党(中共)がロシアに供給する半導体などのハイテク製品のサプライチェーンにおいて、香港が重要なリンクになっていることを示す証拠は大量にある。2022年2月24日、ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始して以来、香港で「ロシア」を社名に含む新規登録企業が急増した。
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。