全アフリカ諸国、新型コロナの検査体制整う=WHO事務局長

[アディスアベバ 24日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は24日、全てのアフリカ諸国が新型コロナウイルスの十分な検査体制を備えたと述べた。一方で、新型コロナの感染拡大が加速していると警告した。

テドロス氏は新型コロナワクチンの開発とアフリカ大陸におけるワクチンへのアクセスをテーマにオンライン会議を開催。「最新の100万件の感染は、わずか1週間のうちに報告された」と指摘した。

また、各企業・機関が220余りのワクチン候補に取り組んでいるとし、ワクチンが「過去にない規模で利用可能となり開発される」ように促した。

アフリカ疾病予防管理センターのヌケンガソン所長は、全ての国が十分なワクチンを確保するよう呼び掛け、「今行動しなければアフリカは世界のワクチン競争で取り残されるリスクがある」と述べた。

対策の一つとして、途上国へのワクチン普及を支援する国際組織「GAVIワクチンアライアンス」とアフリカが提携することを提案した。GAVIワクチンアライアンスは、今後開発される新型コロナワクチンを貧困国のために前もって購入する事前購入コミットメント(AMC)に充てる資金20億ドルを世界から調達した。

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