イージス・アショア配備を断念=24日のNSCで河野防衛相

[東京 25日 ロイター] – 河野太郎防衛相は25日、山口県と秋田県に予定していた陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備について24日に開かれた国家安全保障会議(NSC)で断念することになったと明らかにした。

イージス・アショアの配備については15日に河野防衛相がプロセスを停止すると表明。NSCに報告し、その後の対応を考えていくとしていた。

イージス・アショアに関して河野防衛相は「防衛省としては、代替地を見つけることは極めて困難という見通しを持っている」と説明。「今後のわが国のミサイル防衛をどうやっていくか、NSCでも議論するし、与党とも意見交換しながら進めていきたい」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した