非効率な石炭火力の休廃止で具体策検討、有識者会議で議論=梶山経産相

[東京 3日 ロイター] – 梶山弘志経済産業相は3日の閣議後会見で、二酸化炭素(CO2)排出量が多い非効率な石炭火力発電のフェードアウトに向けて、より実効性のある新たな仕組みを導入するために検討を始めると述べた。今月中に有識者会議を設置し、議論を開始する。

新たな規制的措置の導入、安定供給に必要となる供給力を確保しつつ非効率石炭の早期退出を誘導するための仕組みの創設、再生可能エネルギー導入を加速化するような基幹送電線の利用ルールの見直しなどの検討を進める。梶山経産相は「どういう経過措置が必要なのか、どういう誘導策が必要なのか、規制や税でどういうものが必要なのか。あらゆる条件を排除せずに検討していく」と述べた。

18年度の石炭火力発電の全電源に占める割合は32%。エネルギー基本計画では、2030年度に26%にする目標を掲げている。このエネルギー基本計画には「今後、高効率化・次世代化を推進するとともに、よりクリーンなガス利用へのシフトと非効率石炭のフェードアウトに取り組む」と明記されている。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の最大野党・国民党の主席、鄭麗文氏が来週、中国を訪問し、中国共産党の習近平と会談する予定であり、台湾政界の関心が高まっている。大陸委員会は国民党に対し、中共の統一戦線による分断工作の罠に陥らないよう注意を促した。
中国でまた食品問題。輸出用の鶏肉22トンで抗生物質超過が発覚。日本に入る食品への影響も気になるところだ
フィデル・カストロの実娘でありながら、体制批判を続けるアリーナ・フェルナンデスの独占インタビュー。特権階級に生まれながら亡命を選んだ彼女の目を通し、独裁の残酷な現実とキューバが直面する悲劇の歴史を紐解く
キューバ政府は2日、囚人2010人を釈放すると発表。アメリカの圧力を受けた措置との見方を一貫して否定している
インド政府は最近、デリーに設置されている中国製監視カメラ約14万台を、4月1日から段階的に交換する方針を明らかにした