中高年の感染者がじわじわ増加、危機感を持って対応=西村再生相

[東京 8日 ロイター] – 西村康稔経済再生相は8日の衆院内閣委員会(閉会中審査)で、新型コロナウイルスの新規感染者は増えているが緊急事態宣言を発出する状態ではないとの従来見解を繰り返す一方で、「感染経路不明者の割合や中高年感染者がじわじわ増えており、危機感を持って対応する必要がある」と警戒感を示した。本田太郎委員(自民)への答弁。

西村再生相は足元の状況について「確かに東京都の新規感染者は増えているが、30代以下が7─8割と若い方が多く、重症になる人は8人とピークの時の93人と比べかなり改善されており、医療提供体制もひっ迫していない」と説明。「PCR検査体制も3─4月のようにひっ迫しておらず現在はスムーズに受けることができ、(緊急事態宣言を出した)4月上旬の状況とはかなり違う」と指摘した。

また、鹿児島県で接待を伴う飲食店で80人を超える感染者が検出されたのを受けて同県知事が全県でバーなどへの休業要請を行った例を取り上げ「それぞれの知事の判断をサポートしたい」と述べた。

 

(竹本能文)

関連記事
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]