イスラエル、行動制限を再び強化 今週末はモールなど閉鎖

[エルサレム 17日 ロイター] – イスラエル政府は新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、今週末にショッピングモールやプール、動物園、美術館などを閉鎖する措置を取ると発表した。政府のコロナ対応を巡っては世論の不満が高まっている。

今週末に外出制限は敷かないが、現地ラジオの報道によると、政府は国会の承認を得た上で、今月24日までに外出制限を含む全面的な週末の封鎖措置を導入する可能性がある。イスラエルではユダヤ教の安息日を反映し、金曜午後と土曜日が週末に当たり、日曜日は平日。

政府はこのほか、全日において、屋内集会を10人以下に、屋外集会は20人に制限し、レストランはテークアウトのみを認めるとした。サマースクールや保育園を続けるかどうかについては近く判断する見通し。

イスラエルは3月に部分的な封鎖措置を実施したが、感染者の増加曲線が緩やかになったのを受け、5月に学校や多くの企業活動を再開した。ただ、ここ数週間に感染拡大が再び加速しており、保健機関の専門家の多くは、政府が感染予防策を十分に取らないまま性急に活動を再開さたと指摘している。

超党派のイスラエル民主主義研究所の14日の世論調査によると、ネタニヤフ首相のコロナ対応を信用すると答えた国民は全体の29.5%にとどまった。経済的支援を訴えるデモも起きている。

人口900万人のイスラエルで、新型コロナ感染者の累計は4万4000人を超え、377人が死亡している。

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