経済再生と財政健全化の両立進める考え変わらない=麻生財務相

[東京 21日 ロイター] – 麻生太郎財務相は21日の閣議後会見で、同日公表した2021年度予算の概算要求方針に関連し、「経済再生と財政健全化の両立を進める考えに変わりはない」と強調した。新方針では要求額は前年と同額としつつ、新型コロナウイルス関連を中心とした緊急経費には枠を設けなかった。

学校法人「森友学園」の国有地売却にからむ公文書の改ざん問題をめぐり、自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫氏の妻雅子さんが事件の再調査を求めていることについては、「この段階で再調査を行う考えはない」と述べた。

 

 

(竹本能文)

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