香港、「中国製」表示義務巡り米国と協議へ─高官=CNBC

[17日 ロイター] – 香港政府の邱騰華(エドワード・ヤウ)商務・経済発展局長は17日、CNBCに対し、米国と中国の緊張の高まりは「有益ではない」との認識を示した。また香港の製品を米国に輸出する際に中国製と表示する義務について、米国政府と協議すると述べた。

米政府が先週発表した通達によると、香港で製造された製品を米国に輸出する場合、9月25日以降は中国製と表示する必要がある。

ヤウ氏は世界貿易機構(WTO)のルールの下で香港製と表示する権利があると指摘した。

第2・四半期の香港の域内総生産(GDP)は9%減と「前例のない」落ち込みとなったと述べた。

またコロナウイルスのパンデミック(世界的流行)との戦いから目をそらしているとして米中の緊張の高まりに懸念を示した。

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