IAEAトップがイラン訪問、核査察問題を協議へ

[ウィーン 22日 ロイター] – 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は22日、24日に就任後初めてイランを訪問すると発表した。核関連とされる2カ所の施設への査察を受け入れるよう迫る見通し。

IAEAの理事国(35カ国)は6月、イランに対して核査察受け入れと全面協力を求める決議を採択した。未報告の核物質やその痕跡があるとIAEAが報告した2カ所の施設への査察官受け入れを求める内容。[nL4N2DW2HM]

12月に就任したグロッシ氏は「テヘランでの会談は、イランの安全確保に関する懸案を具体的に進展させ、特にアクセスの問題の解決を目指している」と述べた。

声明はグロッシ氏が「ハイレベルのイラン当局者ら」と会談するとしているが、誰かは記されていない。

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