安倍首相が辞意表明、持病悪化で決断 後任選出まで執務
[東京 28日 ロイター] – 安倍晋三首相が28日、辞任を表明した。持病の潰瘍性大腸炎が再発し、職務を続けるのは困難と判断した。臨時代理は置かず、後任が選ばれるまで執務にあたる。記者会見で首相は「拉致問題を解決できなかったことは痛恨の極み」としたほか、第1次政権時から高く掲げてきた憲法改正にも踏み込めず、「志半ばで去るのは断腸の思い」と述べた。
<07年に続き再び辞任、自分で決断>
会見で安倍首相は、連続在職日数が歴代最長を更新し、慶応大学病院を訪問した今週24日に決断したことを明らかにした。国内の新型コロナウイルスの感染が減少傾向に転じたことや、冬に向けた対策拡充を取りまとめたことで、「新体制に移行するならこのタイミングしかないと判断した」と語った。
関連記事
トランプ第二次政権発足後、米国は対台湾武器売却第2弾を発表し、総額は過去最高の111億540万ドル(約1兆6657億円)に達した。中国共産党の軍事的圧力が高まる中、米台の防衛協力と信頼関係の強化が改めて示された。
日本政府観光局(JNTO)が発表した最新データによると、2025年の観光シーズンにおいて、日本を訪れる観光客数 […]
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]