北京の地下鉄でスクリーンに映る医師たち、参考写真(GettyImages)

中国で臓器狩りに関与する医師リスト、有志組織が厚生労働省に提出

中国では無実の人々から強制的に臓器を摘出し、移植に使用しているという「中国臓器狩り」問題について、日本の有志団体は厚生労働省や外務省、法務省に問題関与が強く疑われる医師リストを提出し、マグニツキー法に準じる法的対応を要請している。

22人の名前が記されたリストは、10年以上にわたり「臓器狩り」について電話調査を行う法輪功迫害追跡調査国際組織(WOIPFG)が作成した。WOIPFGの報告によれば、調査を受けた医師らは法輪功学習者など無実の罪で拘束された人々の臓器摘出と移植利用について言及している。このリストは、米国務省にも提出されている。

中国共産党政権は1999年7月、気功修煉を行う法輪功学習者に対する弾圧を開始した。その後、医療関係者による臓器摘出の告発や、中国の臓器移植件数が急増した。国際人権組織は、移植までの待機時間が他国と比較して超短期であることなどから、法輪功学習者など無実の囚人が臓器の強制摘出の被害に遭っていると報告している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で「民族団結進歩促進法」を7月1日から施行する。同法について中共政府は、「中華民族共同体意識」を強固にし、各民族の合法的権利を守るための法律だと説明しているが、真の目的は何だろうか
今年も「We are sorry」の季節がやって来た。豪雨で混乱する中国の空港では、この謝罪放送が利用客の間で「空港専用BGM」と呼ばれている
端午節の時期、中国ではちまきだけでなく車まで包んでいた。6月以降、中国19地域で巨大ひょうが相次ぎ、街にはお布団姿の車がずらり…
「大学生が何を見たか全部わかる」。そんな監視システムの説明書が中国で公開された。若者たちが自分の頭で考えることを、当局は恐れているのである
米国の報告書は、中国で拘束されていない法輪功学習者にも採血や健康診断が求められていると指摘