IDB次期総裁にトランプ政権高官選出、米国人トップは初めて

[ワシントン/ブエノスアイレス 12日 ロイター] – 米州開発銀行(IDB)の次期総裁を選ぶ12日の選挙で、トランプ政権高官のマウリシオ・クラベルカロネ氏が勝利した。61年になるIDBの歴史で、初めて米国人がトップとなった。9月末で任期満了となるモレノ総裁の後任で、任期は5年。クラベルカロネ氏は1期しか務めないと宣言している。

トランプ大統領は、中南米出身者を総裁に起用するというIDBの慣例を破り、米国家安全保障会議(NSC)上級部長のクラベルカロネ氏を候補に指名。一部の中南米諸国や欧州連合(EU)などから批判を浴びていた。

ただNSCによると、選挙ではIDBに理事を送っている48カ国のうち30カ国がクラベルカロネ氏に投票した。この中には中南米の23カ国が含まれている。一方で関係者の話では、16カ国が棄権したという。

▶ 続きを読む
関連記事
米当局者は6月28日、米国とイランがホルムズ海峡の支配をめぐる攻撃を停止することで合意し、両国間の了解覚書(MOU)に関する技術協議を継続すると述べた。
欧州経済の低迷を機に、ケインズ主義の「節約のパラドックス」を痛烈に批判する論評。過剰消費と政府債務が招いたゾンビ国家化を指摘し、真の経済成長には安易な金融緩和ではなく、地道な「貯蓄と投資」こそが必要だと説く
国際決済銀行(BIS)は28日「年次経済報告(Annual Economic Report)」を発表し、現在の人工知能(AI)投資ブームにバブルリスクがあると警告した。
トランプ氏によるイラン核施設への軍事攻撃を支持する政治評論。核開発の手遅れになる前の「行動」こそが、危機を回避し世界をより安全にしたと論じる
イランのイスラム革命防衛隊は29日、バーレーンとクウェートに向けて新たな無人機とミサイルを発射した。米軍は27日、イラン軍の標的に対して新たな攻撃を実施した。トランプ大統領は「停戦崩壊もあり得る」と警告を発している