ベラルーシ大統領、ポーランド・リトアニアとの国境閉鎖を表明

[モスクワ 17日 ロイター] – ベラルーシのルカシェンコ大統領は17日、ポーランドおよびリトアニアとの国境を閉鎖し、ウクライナとの国境管理を強化する必要があるとの見方を示した。

ベラルーシは独裁的なルカシェンコ氏が再選を果たした8月9日の大統領選を巡り不正疑惑が取り沙汰され、大規模な抗議活動が続いている。ルカシェンコ氏は選挙は公正だったとし、自身は西側諸国による中傷の被害者だと主張している。

ルカシェンコ氏は首都ミンスクで開かれた女性のフォーラムで講演し、「われわれは市街地から軍部隊を撤収し、軍の半数を、リトアニアとポーランドを手始めに、西側諸国との国境警備と閉鎖に配置するよう迫られている」と述べた。「極めて残念だが、兄弟のようなウクライナとの国境も管理を強化する必要がある」とした。

▶ 続きを読む
関連記事
オーストラリア・シドニーのボンダイビーチで14日、大規模な銃撃事件が発生し、16人が死亡、40人が負傷した。この事件で、市民の男性が銃撃犯から銃を奪い、さらなる被害を防いだとして注目を集めている。
官房長官は、シドニー郊外銃撃事件をテロ行為として断固非難。現時点で邦人被害の情報はなく、政府は年末年始の欧米等でのテロ等に関する注意喚起を継続し、邦人の安全確保に万全を期す方針を示した
米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、2026年の世界巡回ツアーの開幕を間近に控えている。「仁義礼智信」などの価値観を重んじた共産主義以前の中国の古典文化を再現する神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。
豪州で12月14日夜、ユダヤ教の祭り「ハヌカ」を祝うイベントを狙った銃撃事件が発生し、少なくとも16人が死亡した。警察は事件をテロ行為と認定し、父子とみられる銃撃犯2人が関与した可能性があるとして捜査を進めている。
トランプ大統領は、ホワイトハウスでの祝賀行事の冒頭、ブラウン大学での銃乱射事件、シドニーのハヌカ祭を狙った反ユダヤ主義的攻撃、シリアでのISIS攻撃の犠牲者とその家族に深い哀悼の意を示した