五輪=IOC、ベラルーシ選手の政治介入被害を調査

[ベルリン 7日 ロイター] – 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は7日、ベラルーシの選手たちから政治的なスタンスを理由に差別を受けているという訴えを受け、調査をしていると発表した。

ベラルーシは、8月9日にアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の再選となった選挙を巡る抗議行動により揺れている。バッハ会長は理事会終了後の記者会見で「私たちは非常に心配している」と述べた。

バッハ会長は、「私たちが聞いているのは、実際にアスリートたちが政治的な理由だけで国内オリンピック委員会(NOC)によって差別されていると言っていることだ」と話した。ルカシェンコ大統領はNOCの会長も務めている。

その上でバッハ会長は「差別がないことは、五輪の活動における本質的な価値である。だからこそ、私たちはこの問題をとても真剣に捉えている」と述べた。

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