アングル:手堅いペンス氏、勢い見せたハリス氏 持ち味発揮
[ワシントン 8日 ロイター] – 7日に米ユタ州ソルトレークシティーで開かれた大統領選の副大統領候補討論会は、共和党のペンス副大統領と民主党のハリス上院議員が互いに持ち味を発揮した。
トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染し、民主党候補のバイデン前副大統領に支持率を一段と引き離された状況でペンス氏に委ねられたのは、動揺した陣営の態勢立て直しだ。トランプ氏がバイデン氏との討論会で相手の話を激しくさえぎるなどして混乱を招いたのと対照的に、ペンス氏は説得力のある感情を抑えた発言に終始し、伝統的な共和党員や一部の無党派層に対し、政権をあと4年間、共和党に託そうと考えるべき理由を納得させるような態度を示した。
ただ残念ながら、ペンス氏はトランプ氏ではない。つまりテレビのスクリーンやメディアの報道を独占しているのはトランプ氏であり、他の陣営のメンバーはたとえ副大統領といえども影が薄くなってしまう。また今回のペンス氏の奮闘でも、トランプ氏再選にとって最も大きな問題となっている女性票を取り戻せた気配はない。
関連記事
中国AI企業が海外のデータセンターを通じてNVIDIAの先端半導体による計算資源を利用している。米国の輸出規制に残る抜け穴と、遠隔アクセスを規制する新法案の動きを解説する
トランプ大統領が米韓合同軍事演習「乙支フリーダムシールド」の大幅縮小と前倒し終了を指示。王毅外相の訪韓や李在明政権の対中姿勢、北朝鮮・ロシアとの関係を専門家の分析とともに追う
米マサチューセッツ州で、中国人の男が別の中国人になりすまし、2024年米大統領選で有権者登録と投票を行ったとして起訴された。被害者夫妻名義の永住権放棄書類を偽造した疑いも持たれている
イランは、自分たちが有利な立場にあると考えている。中間選挙まで80日を切り、戦争は不人気だからである。イラン側は民主党が権力を握り、戦費を打ち切る可能性があると期待しているが、トランプ氏はイラン側にはない切り札を持っている
ベトナム政府は、海外で働くベトナム人労働者の不法残留や、悪質な仲介業者による違法な手数料徴収などへの規制を強化する。ベトナム人労働者が増加する中、日本の労働市場にも影響が及ぶ可能性も