【紀元曙光】2020年10月4日

トランプ米大統領は、一時期「とても懸念される状況だった」という。
▼3日、メドウズ大統領首席補佐官の発言であるから、一応その通りだったらしい。世界で最も重要な人物であるがゆえに、本当の容体はなかなかタイムリーに知らされないが、それはやむを得まい。病状の如何によっては、世界の経済から軍事まで、あらゆる方面に計り知れない影響をもたらすのだ。
トランプ大統領がウイルス感染陽性で入院したことは、もはや明確な敵国となった共産党中国を陽動する米側の、意図的なフェイクではあるまい。それを聞いた中共は今、表面上はともかく、腹の底で小躍りして喜んでいるはずだ。
▼彼らは「トランプよ。このまま死ね」と、日本式に言えば藁人形に五寸釘を打つように、強大な呪いをかけているに違いない。次期大統領が民主党のバイデン氏になれば、中共は延命できると考えているからだ。確かに、もしそうなったら「一時的に」中共は生き延びるだろう。が、そうはいかない。
▼歴史は、定められた通りに進む。中共の解体消滅は目前に迫っており、それ以外の結末はない。核兵器も保有する中共や北朝鮮に凄みを利かすには、バイデン氏では役者として不足なのだ。だとすれば、こうなる。
▼トランプ大統領は、ケロリと回復して復帰し、その任に再選されるだろう。中共ウイルスは、中国共産党とその支持者を淘汰するため地球上に出現した。ウイルスの矛先は、確実に中南海を向いているのだ。ただし、日本もふくめて、中共との関係を断ち切れない国や個人には、重大な危険があることを避けられない。