フランスとイタリアで1日の新型コロナ感染者数が過去最多を記録

[パリ/ローマ 15日 ロイター] – フランスとイタリアで15日、新型コロナウイルスの1日当たりの感染者数がともに過去最多を記録した。

フランス保健当局によると、過去24時間に確認された新規感染者数が流行開始以来初めて3万人を突破し3万0621人となった。14日は2万2591人。累計では80万9684人。入院者数と死者数も増加している。

過去24時間の死者は88人(14日は104人)、累計は3万3125人。

集中治療を受けている患者は同77人増の1750人となっている。

マクロン大統領は14日、パリのほか感染が深刻な8つの大都市に夜間外出禁止令を発動した。

一方、イタリアでも過去24時間の感染者数が8804人と過去最多を記録。前日の7332人から増加した。

新たな死者は83人(前日は43人)。3・4月に記録していた1日当たり900人超のペースは大きく下回っている。

集中治療を受けている患者は前日の539人から586人に増加した。7月後半は40人前後にとどまっていた。

イタリアの累計死者数は3万6372人で、英国に次いで欧州で2番目に多い。

イタリアは世界で最も厳しい水準のロックダウン(都市封鎖)を実施し、夏までに感染を抑制していたが、ここ数週間は感染が増加している。ただそれでも、1日当たりの数はフランスやスペイン、英国をはるかに下回っている。

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