中国人民銀行の高官によると、当局が導入を目指しているデジタル人民元に偽物が出回っている(Jack Taylor/Getty Images)

中国のデジタル人民元、本格導入前に「偽物が出回っている」

中国人民銀行(中央銀行)デジタル通貨研究所の穆長春所長はこのほど、中国本土で偽のデジタル人民元ウォレット(スマホアプリ)が出回っており、中央銀行は偽造防止の課題に直面していると明した。

中国メディアによると、10月25日、穆所長は、中国のシンクタンクである中国金融四十人論壇(CF40)が主催した金融フォーラムに出席し、デジタル人民元について質問を受けた際に発言した。

報道を受けて、中国のネットユーザーは「紙幣よりデジタル人民元はもっと偽造しやすい」「デジタル人民元が安全ではないということだ」などと声を上げた。さらに、中国当局に対して「デジタル人民元の偽造防止技術を詳しく説明してほしい」と求める声もある。

▶ 続きを読む
関連記事
中国には、「一日の始まりに必要な7つのものがあり、それは、薪、米、油、塩、たれ、酢、お茶である」ということわざがあります。お茶は中国の文化の一部としてなくてはならないもので、客人にふるまったり、食後にたしなんだり、その長い歴史の中で育まれてきました。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
オーストラリアのピーター・ダットン国防相は22日、宇宙司令部の設立を発表し、「強硬で好戦的な中露両国」に対抗できる宇宙軍事能力が必要だと述べた。
中国メディアは、ロシアのウクライナ侵攻をめぐって、反米・反北大西洋条約機構(反NATO)などの親ロシア政権の宣伝工作(プロパガンダ)を積極的に推進している。
ロシアのウクライナ侵攻に対して世界の有力国が一致団結してロシアに壊滅的な経済制裁を加える中、米国はロシア支援を続ける中国企業への制裁も視野に入れ、中露の枢軸を断ち切ろうとしている。