【紀元曙光】2020年11月3日

これは、日本人が、日本の未来をえらぶ「選挙」でもある。
▼もちろん投票するのは米国の国民であり、それによって米国の大統領が選出される。日本人には関係ない、あるいは関係しようがない、と思われるかもしれないが、そうではないのだ。
▼僭越ながら、お伺いしよう。私たち日本人も今、選挙の行方に注目しているわけだが、その時、あなたは「心の中で、どうなることを願い、どちらに投票するか」。無意味な質問と思わないでいただきたい。あなたの一念が、見えない空間で作用し、まさに日本の未来に大きく関係してくるのである。
▼トランプ氏か。バイデン氏か。「どちらが良いか」の人物評で行う選挙ではない。「その人が米国の大統領になったら、今後の世界はどうなるか」で判断する。単純明快に言うならば、中国共産党が最も嫌うトランプ氏と、中国共産党がすり寄るバイデン氏。宇宙の神々が見守る地球上の一大決戦に、日本国民は、どちらの勝利を真摯に望むか。日本は、日本の意思として、反中共の旗幟を鮮明にできるかという国運がかかっている。
▼繰り返すが、米国だけの大統領選挙ではない。全人類の命運がかかっている、と言ってもよい。大紀元は明確に伝えているが、バイデン氏では、死ぬべき悪魔を延命させてしまうという意味でダメなのだ。トランプ氏が、いかにガラのわるいおっさんに見えても、「中共に嫌われる」という大正解を得ている。バイデン氏に、それはない。いかがであろう。
▼明日には、一つの結果が出る。他国のこと、他人事ではない。日本人も責任ある「有権者」なのだ。