パキスタン、公共の場での集会禁止 新型コロナ感染拡大で

[カラチ(パキスタン) 16日 ロイター] – パキスタンは16日、新型コロナウイルスの1日当たり感染者数が4日連続で7月以来最多の水準を更新していることから、公共の場での政治集会を禁止した。

同国ではここ数週間、複数の主要都市で、宗教および反政府集会が行われている。

カーン首相は、人々が責任ある行動を取らなければ6月同様に医療が崩壊することが懸念されるとして、今回の禁止措置を発表。

国営テレビで、「われわれが週末に予定していたものも含め、公共の場での集会禁止を決定した。人混みはウイルス拡散につながる」と述べた。

15日に確認された感染者は2128人で、4日連続して2000人を突破。この日の陽性率は7%超と、過去4カ月におおむね2─3%で推移していた水準を大きく上回った。

1日当たりの感染者数は6月に6800人でピークとなり、8月には213人に減少した。過去3カ月はおおむね700人を下回っていた。

ジンナー大学院医療センターのエグゼクティブディレクター、Seemin Jamali医師はロイターに、「誰も衛生基準を守っておらず、われわれはその結果を見ている。もう人々が理解する時であり、そうでなければ、われわれは苦しみ続けることになる」と述べた。

同国で確認されている累計感染者は35万9032人、死者は7160人。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。