ベルリンでのコロナ感染状況を非常に憂慮=独首相

[ベルリン 17日 ロイター] – ドイツのメルケル首相は17日、首都ベルリンなど数カ所で新型コロナウイルス感染拡大が抑制されていないことを極めて憂慮している、とした。現地の新聞社が主催するイベントで述べた。

連邦政府および州政府首脳らは16日、ロックダウン(都市封鎖)厳格化についての決断を25日まで先送りした。この協議の場でメルケル首相は、一段の強化が望ましいとしていた。

同首相は、感染者数は急増しているわけではないものの、依然として高水準にあると指摘。他人との接触を極力減らすように要請した。

国立感染症研究機関ロベルト・コッホ研究所(RKI)によると、17日に確認された新たな感染者は1万4419人、死者は267人だった。

メルケル首相は、高齢者や基礎疾患を持つ人など、全人口の約30─40% が危険にさらされているとし、「感染を抑制することが経済にとっても最上の策だ」と述べた。

ドイツは11月2日から1カ月間、緊急の部分的なロックダウン措置を実施している。

関連記事
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。
中国共産党(中共)がロシアに供給する半導体などのハイテク製品のサプライチェーンにおいて、香港が重要なリンクになっていることを示す証拠は大量にある。2022年2月24日、ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始して以来、香港で「ロシア」を社名に含む新規登録企業が急増した。
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。