台湾、新潜水艦で「主権守る」 総統が建造開始式典で表明

[高雄(台湾) 24日 ロイター] – 台湾の蔡英文総統は24日、新たな潜水艦の建造によって台湾の主権を守るとの意向を表明した。潜水艦の建造開始を記念する式典で述べた。

台湾は長年、潜水艦の刷新に取り組んできた。台湾が現在保有する潜水艦には、第2次世界大戦時のものも含まれ、核兵器搭載も可能な中国の潜水艦とは比較にならない。

総統は式典で、潜水艦建造は台湾の防衛力にとって「歴史的な節目」と強調。「建造は、主権保護への台湾の強い意志を世界に示すことになる」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
EUがXに対し、約1億4千万ドルの制裁金を科したことを受け、アメリカ政府が強く反発している。米通商代表部は12 […]
FIFAは反発を受け、2026年W杯で「サポーター向け」60ドル特別チケットを導入する。各試合400~750枚を各国協会に配分し、熱心な代表サポーターを優先支援する方針だ。高騰批判を受けた価格戦略を大きく見直した形となる
香港の元メディア界の大物、黎智英氏が15日、香港の裁判所で国家安全維持法違反により有罪と認定された。判決後、親族や英国、カナダの政府が相次いで批判した
中国人富豪による米国での代理出産が急増する中、100人以上の子をもうけたとされる実業家・徐波に対し、米ロサンゼルスの家庭裁判所は「通常の養育範囲を超える」として親権認定を拒否した。制度の隙を突く動きに米当局の注目が集まっている。
米パデュー大学は敵対国とされる国々、中共やイランなどからの学生を受け入れない方針を決定した。専門家は、中共が留学生を情報活動に利用してきた実態を指摘し、その影響で多くの中国人学生が貴重な海外留学や研究の機会を失うことになったと指摘。