トランプ氏、大統領選の不正疑惑巡り共和党議員と協議

[ワシントン 21日 ロイター] – トランプ米大統領は21日、11月の大統領選で不正があったとの主張を展開するため、一部の共和党議員と会合を開いた。

メドウズ大統領首席補佐官がツイッターで明らかにした。

同補佐官は「大統領執務室で行われた複数の議員とトランプ大統領の会合がいま終わった。投票の不正を示す証拠の山に対して戦う準備を進めた。今後の動きに目が離せない」と述べた。

関係筋によると、会合に出席したのは、トランプ大統領を支持する マット・ゲイツ、ジム・ジョーダン、モー・ブルックスの各氏など共和党下院議員。

トランプ大統領は、特別検察官を任命して選挙不正に関する捜査を進めるかどうかも検討中。関係筋によると、トランプ氏は陰謀論を主張する弁護士のシドニー・パウエル氏を特別検察官を任命することを周囲に提案したが、多くの人が否定的な見解を示したという。

トランプ氏はホワイトハウスで数日間にわたって大統領選の結果にどのように異議を唱えるかを顧問と協議している。

23日にはフロリダ州の別荘「マー・ア・ラゴ」に移り、年末まで過ごす予定。

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