東京都で新たに944人が新型コロナ感染、知事「年末年始が分水嶺」

[東京 30日 ロイター] – 東京都は30日、新たに944人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。1日の感染確認者としては、26日の949人に次いで、過去2番目に多かった。

30日現在の重症者は85人と、前日から1人増えた。

東京都の小池百合子知事は、都の新型コロナウイルス感染症モニタリング会議後の記者会見で、変異種が出現し、コロナ禍で初の冬を迎えているとし、最大級の警戒が必要だと指摘。「かつてない大きさの第3波が襲い掛かっている。いつ感染爆発が起きてもおかしくない」と語った。

さらに、感染拡大を抑えることができなければ「緊急事態宣言の発出を要請せざるを得なくなる。年末年始が分水嶺だ」と危機感を示した。

この日のモニタリング会議では専門家から「どこにもコロナがあるという状況だ。日常生活の中で感染するリスクが高まっている」との指摘が出たほか、医療提供体制に関して「危機的状況に直面している。このままの状況でいくと、破綻の危機に瀕する可能性が非常に高い」との発言もあった。

*小池都知事の会見内容などを追加しました。

(石田仁志、内田慎一)

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