ベトナム、英アストラゼネカのワクチン購入で合意 他社とも協議

[ハノイ 4日 ロイター] – ベトナム政府は4日、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチン3000万回分を購入することで合意したと発表した。米ファイザーなどからの購入も目指しているとした。

ベトナムは当初、ロシア製ワクチンを購入する方針だったが、契約を急がない姿勢も示していた。同国は感染者数が累計1494人、死者が35人と、感染を抑え込んでいる。

アストラゼネカと英オックスフォード大学が共同開発したワクチンは比較的安価で、通常の冷蔵庫で保管できるため、特に途上国では輸送や使用が容易になる。

保健省高官は、ファイザー製やロシアの「スプートニクV」、中国製ワクチンについても購入を協議していると明らかにした。中国製ワクチンの具体名には言及しなかった。

また、世界保健機関(WHO)などが主導するワクチン購入の国際枠組み「COVAX(コバックス)」からも、国民の16%に当たる1560万人分を調達できる見通しとした。

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