トランプ氏支持者、一部の州で集会 選挙結果に抗議

[6日 ロイター] – トランプ米大統領の支持者は6日、一部の州の議会議事堂に集まり、昨年11月に行われた米大統領選の結果に対して抗議活動を行った。

オレゴン州の州都セーレムでは、トランプ氏支持者や、州の新型コロナウイルス規制に反対する人々が、民主党知事の彫像を燃やす事態に発展した。警察は違法集会としてデモの解散を命じた。ただ、その他の州で行われた集会では、暴徒や混乱は報告されていない。

KSNTテレビによると、カンサス州の州議会議事堂で行われた集会は、秩序を維持して行われた。州警察によると、この集会は事前に許可を得ていたという。

また、ユタ州警察のスポークスマンは、議事堂周辺の警備が強化されたと明らかにしたが、デモ隊は「非常に平和的だった」とコメントした。トリビューン紙が伝えた。

選挙結果に抗議するトランプ氏支持者の集会は、アーカンソー州のリトルロックやフロリダ州タラハシー、ニューメキシコ州のサンタフェなどでも開催された。

一方、首都ワシントンの連邦議会では6日、議事堂周辺に集まったトランプ氏支持者の一部が、警備を破り建物内に侵入した。これを受けて議事堂は閉鎖され、上下両院合同本会議の討議も中断された。地元メディアによると、銃で撃たれた女性1人が死亡した。

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