仏、夜間外出禁止令を午後6時開始へ 入国管理も強化

[パリ 14日 ロイター] – フランスのカステックス首相は14日、新型コロナウイルス感染拡大ペース鈍化に向け、全国で実施している夜間外出禁止令の開始時間を午後6時に2時間前倒しすると発表した。16日から施行する。

さらに入国管理を強化し、週明け18日から、欧州連合(EU)域外からの入国者全員に新型コロナ検査での陰性証明と1週間の自主隔離を義務付けるとした。

学校の閉鎖はできる限り回避したいとしつつも、感染状況が悪化すれば、全土でロックダウン(都市封鎖)措置が再導入される可能性があるとした。

フランスでは新型コロナ感染症による死者が累計7万人に迫っており、世界で7番目に多い。

また保健当局者によると、英国で検出された感染力が強いとされる変異種の感染がフランスでも広がっており、新規感染の約1%を占めているという。

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