中国での外国人拘束、加首相が各国の連携対応を呼び掛け

[オタワ 14日 ロイター] – カナダのトルドー首相は中国での外国人拘束について、全ての国が対象になり得るとして、各国に連携して対応するよう呼び掛けた。ロイター・ネクストの会議で14日、インタビューが公表された。

「(カナダは)米国だけでなく世界中の友好国と極めて強力な連携を維持し、ますます強まる中国の威圧的な外交の問題を提起している」と述べた。

その上で「われわれは団結する必要がある。次はどこの国の市民(が拘束される)か分からないからだ」と訴えた。

カナダ当局が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)を米国の要請を受けて拘束した直後の2018年12月に中国当局はカナダ人2人をスパイ容疑で逮捕した。

カナダのガノー外相の報道官は拘束されている2人について、家族や外交官との面会を増やすことで中国側と合意したと述べた。一方、保釈中されバンクーバーにとどまっている孟氏は家族との面会が認められたと明らかにした。

カナダ移民省の報道官はこの決定が相互に関連したものかとの質問への回答を控えた。

関連記事
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。