トランプ大統領、著名ラッパー恩赦へ バノン氏は対象外=関係筋

[ワシントン 18日 ロイター] – 関係筋によると、トランプ米大統領は19日、銃の不法所持で有罪を認めたラッパーのリル・ウェイン被告に恩赦を与えるとみられる。一方、自身の個人弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長や、元側近のバノン元首席戦略官は、恩赦・減刑の対象にはならない見通しという。

トランプ氏は、大統領として最後の丸1日となる19日に、100人以上の恩赦や減刑を発表する見通し。関係筋によると、トランプ大統領は、自身や自身の家族の恩赦は見送る方向だという。

リル・ウェイン被告は最長10年の禁錮刑に処せられる可能性がある。ウェイン被告は、昨年の大統領選の際、トランプ氏と一緒に写った写真をツイッターに掲載したり、トランプ氏の刑事司法制度改革プログラムや、アフリカ系米国人向けの経済プランへの支持を表明していた。

関係筋によると、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ被告は、恩赦を与えられないもよう。

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