中国のスパイ活動、世界の通信網の脅威に=米FCC委員長

[ワシントン 20日 ロイター] – 20日退任する米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長は19日、ロイターとのインタビューに応じ、中国のスパイ活動が米国の通信網やインターネットの自由を脅かすリスクがあると指摘、次期政権ではこれが国家安全保障上、最大の課題になるとの見方を示した。

同委員長は、中国の「様々な」活動が懸念されると主張。監視、経済スパイのほか、「米国や世界各国のネットワークにマルウェア(悪意のあるソフト)が埋め込まれる」リスクを挙げ、「安全性の低い機器で機密情報を処理すれば、数多くの問題が起こり得る」と述べた。

パイ氏は、トランプ前大統領から2017年1月にFCC委員長に指名された。FCCはパイ委員長の下で華為技術(ファーウェイ)、中興通訊(ZTE)など中国の通信機器大手の取り締まりを強化した。

▶ 続きを読む
関連記事
ジョージ・グラス駐日米大使は、中国共産党(中共)政府が重要鉱物を日本に対する「政治的武器」として利用していると批判した。中国のレアアース輸出制限は混乱を引き起こすもので、日本だけでなく米国企業にも被害を及ぼしていると述べた
米軍が2026年の部隊配置を見直し、インド太平洋地域で中共軍への対抗を強化。第1列島線を重視し、日本・フィリピンとの連携や長距離ミサイルの配備を進めている。台湾有事を見据えた米軍の戦略とは
イランがタンカー攻撃を繰り返し警告する中、トランプ氏は今月22日、SNSでイラン政権の目論見を暴露した。 トラ […]
EUのフォンデアライエン欧州委員長は、ロシアとベラルーシによる移民の「武器化」に危機感を表明。域外国境の警備強化に向け、欧州緊急対応枠組みを提案する方針を示した
米陸軍が中共軍を最重要の警戒対象に位置づけ、第1列島線での部隊・弾薬の事前配備を重視。台湾有事への備えを進める米軍の新たな作戦指針とは