ポンペオ氏らへの中国の制裁、非生産的でシニカル=NSC報道官
[20日 ロイター] – 米国家安全保障会議(NSC)のホーン報道官は20日、トランプ政権の高官に対する中国の制裁は「非生産的でシニカル」と指摘し、民主・共和両党に対し非難するよう呼び掛けた。
中国外務省は現地時間21日、バイデン氏の大統領就任とほぼ同じタイミングでポンペオ前国務長官を含む28人の米国人に対し、内政に干渉したとして制裁を課した。
ホーン氏はロイターへの声明で「就任式の当日にこうした制裁を課すのは党派間の対立を利用しようとしているように見える」と指摘した。
関連記事
選挙前日の6日、中国共産党政権の出先機関である「中央政府駐香港連絡弁公室」は、一部の海外メディア関係者を呼び出し、香港の法律を順守し「レッドライン」に触れるような報道を避けるよう圧力をかけた。
現在、ネットワーク機器大手のTP-Linkが米連邦取引委員会(FTC)をはじめ複数の政府機関から調査を受けている。調査は、同社が昨年の組織再編後に中国共産党との関係を意図的に希薄化して見せ、企業イメージを米国企業として誤認させた可能性があるとの指摘を受けたもの。
香港の大火災を悼む掲示が大学で封鎖され、学生会は事実上の解散扱いに。追悼すら囲われる沈黙の圧力が、いま大学キャンパスにも広がっている。
マクロン大統領は訪中で、中共が対EU貿易黒字を是正しなければ、EUは関税引き上げなどの強硬措置を取らざるを得ないと警告。中国製品の欧州市場流入が産業を圧迫していると強調した
「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」は11月8日「ブリュッセル声明」を発表。その中には臓器収奪を防止するための国際基準を定めた立法意思に関する声明も含まれている。