香港、コロナ感染拡大で初のロックダウン 住民に検査義務付け

[香港 23日 ロイター] – 香港政府は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、初のロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。対象は九竜地区・佐敦の一部地域。1万人の住民に対してウイルス検査を義務付け、結果が判明するまで自宅で待機するよう指示した。

政府は臨時の検査会場を50カ所設置し、3000人の職員を動員。住民が週明けに職場に出勤できるよう、ウイルス検査を48時間以内に終わらせるとしている。

ロックダウンの対象地域では今月に入って162人の感染者が確認されており、下水からウイルスが検出される比率も他の地域より高い。

香港は23日、81人の新規感染者を発表。累計の感染者数は1万0010人で、死者数は160人超となった。感染がピークだった2020年7月には、1日当たりの新規感染者数が最大149人に達した。

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