韓国キリスト教団体の学校でコロナ集団感染、当局は対応に躍起

[ソウル 27日 ロイター] – 韓国のキリスト教系団体が運営する6カ所の教会と学校で合わせて297人の新型コロナウイルス感染が確認され、保健当局は対応に躍起になっている。

当局者によると、同団体の光州の教会と学校で昨晩から関係者100人以上の感染が確認された。また大田でも17日以降、教会と学校の関係者171人の感染が報告されている。

当局は施設を運営する「インターナショナル・ミッション」に対し、全国40の学校と教会のうち、32カ所の関係者全員に検査を実施するよう命じた。

丁世均首相は記者会見で「重要なのはスピードだ。関係施設を特定し、さらなる感染を防ぐために当局と地方政府に全力を尽くすよう呼び掛ける」と述べた。

韓国疾病予防管理庁(KDCA)は26日深夜までの24時間に確認された感染者が559人と前日の354人から増えたと発表した。累計の感染者は7万6429人、死者は1378人となった。

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