仏パリ、英変異種が感染者の約20%に 病院は抑制策の強化要請

[パリ 2日 ロイター] – フランスの病院当局者は2日、英国で確認された感染力の強い新型コロナウイルス変異種が、首都パリ一帯で感染者全体の最大20%を占めていると明らかにし、感染制策の強化が必要との認識を示した。

当局者によると、英変異種の比率は1月7日時点で6─7%程度だったものの、先週には15─20%に拡大したという。

仏政府は1月29日、新型コロナ感染抑制に向け3回目となるロックダウン(都市封鎖)は行わないと決定。入国管理と抑制措置違反の取り締まりを厳格化して対応する方針を示した。

関連記事
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。
中国共産党(中共)がロシアに供給する半導体などのハイテク製品のサプライチェーンにおいて、香港が重要なリンクになっていることを示す証拠は大量にある。2022年2月24日、ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始して以来、香港で「ロシア」を社名に含む新規登録企業が急増した。
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。