中国、シノバックの新型コロナワクチン承認 一般向けで2例目

[北京 6日 ロイター] – 中国国家薬品監督管理局(NMPA)は、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)の子会社が開発した新型コロナウイルスワクチンの一般向け使用を承認した。シノバックが6日に発表した。

昨年12月に承認された中国医薬集団(シノファーム)系列会社のワクチンに次いで、中国で一般向けの使用が認められるのは2例目。

中国は感染リスクが高い人を対象とした緊急接種プログラムで両ワクチンのほか、シノファームが開発する別のワクチンを既に使用している。また、中国軍関係者にはカンシノ・バイオロジクス(康希諾生物)のワクチンを接種している。

NMPAが今回承認したのは、シノバック傘下の北京科興中維生物技術(シノバック・ライフ・サイエンシズ)が開発したワクチン「コロナバック」。

シノバックによると、コロナバックはインドネシア、トルコ、ブラジル、チリ、コロンビア、ウルグアイ、ラオスで緊急使用が許可されている。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
中国で保守国家秘密法改正案が5月1日から施行される。台湾で中国本土・香港及びマカオに関する業務を担当する大陸委員会(陸委会)は、中国渡航の必要性について慎重に考えるよう呼びかけている。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。